この旅で何も変われない時には、焙煎をあきらめることになるぞ!と自分にいい聞かせながら札幌に向かった。22年前珈琲は入れ方じゃないよ!焙煎だよと 言ってくれた小樽の珈琲工房オキノさんにもお会いした。理想のパン屋に行くこともできた。望来にも行けた。そして自分の理想とする珈琲焙煎師斉藤さんとも 沢山話すことができた。今日は出会った人に感謝しながら、シンプルに焼いた。豆はいつになく膨らみ色も鮮やかで気持ちよくはぜていた、焙煎機の中で笑いな がらダンスしているようだった。初めて焼けた。ウ レ シ イ。この豆なら斉藤さんも91点くらいくれるかもな。コーヒーの話