ものの大きさ

こんにちは!今日はものの大きさについてお話しをしたいと思います。私は「もの」に魅力を感じる時、「小さめ」なものに惹かれるなぁと感じた事がありました。小さい、華奢、薄い、小ぶりなど、ものの良さを人に伝える際、私の口からよく出てくる言葉です。小さいからかわいい。ただそれだけではないように思います。もの作りをするにおいて、(全てのものにとは言えませんが)小さければ小さい程、細かければ細かい程、技術も労力も時間も必要になってくる。それは「もの」に反映され、見る人々にも伝わってくるのではないかと思います。だからと言って小さければいいというわけでもなく、必ずそのものに似合ったバランス、大きさというものがありますよね。そう、ルームスで家具の修理を行なっていると、大きさに悩まされる事がよくあります。例えば引き出しのつまみをつける際など、数ミリの違いで印象が変わってくるので取り付けた後に、やってしまった!!!!!なんてケースも多々あります。
長くなりましたが、「ものの大きさのバランス」皆さんも、ものの大きさ(単体でも1部分でも)に注意しながら生活してみてはいかがでしょう?必ずその人その人の「大きさ」があるはずです。私も自分なりの“少し小さめな大きさ”を日々模索中です。
 
rooms 渡辺

写真は小さな引き出しの小さな小引き出し。全部で60杯あります。 size W460×D180×H490 price 55,000yen