焙煎の話

8月15日お盆の最中に焙煎した豆がすごくいい感じで、今までうまく行かなかった事がうまく行くようになった。最近焙煎しながら思う事、コーヒー豆をおいしくする事は、「どうおいしい味を作り出すか」ではなくて、「良くない成分をどうしたら消せるか」だと感じます。豆を、その豆以上の味にするなんてとても出来ません。いい豆といわれる豆にも、そんなに評価されてない豆にも、その豆なりの味があって、その味を隠してしまう良くない成分を良い成分に変えて行く又は消してしまう。それが焙煎です。良くない成分の消えた生理的にも良いコーヒー豆は評価の高い低いに関係なく「良い焙煎豆」です。