世界を向いた珈琲人

先日バリスタチャンピオンシップの世界大会が東京で行われ見学してきました。各国のチャンピオンの集まる大会が日本で行われたことは、すごい事だなーと沢山の海外の珈琲人を眺めながら思いました。またこれだけの大会を開催するまでには沢山の人たちの見えない努力があっただろうと、思いを巡らせながら主催する人たちのご苦労にありがとうの気持ちを置いて会場をあとにするSHOZOメンバーでした。隣の会場では珈琲にたずさわる沢山の会社やグループの展示が同時開催されていました。今の日本の珈琲の最先端がここに集まっているのだなーと、会場を歩きながら沢山のブースを眺めながら落ち込んだり、ワクワクしたり、また、いつまでたってもいい焙煎のできない自分をどうしていいか、悩みながらの見学でした。途中でいただいた軽井沢の丸山さんの珈琲の味が、今でも口の中にのこっているような気がします、美味い。完璧にローストされながらも、豆の持ち味、さわやかさ、濃く、後味の綺麗さ、すばらしい焙煎だなーと、家に帰ってから再び感心していました。そういえば鹿児島の井上さんのコーヒー豆を飲んだ時にもびっくりしたなー!なんでしょう、この人たちのコーヒーを飲むと昔ながらの日本のロースターの人たちとは、大きく違う「後味」です。豆がいい事は当然ながらローストの仕上りが違います、世界を向いた焙煎です。日本の焙煎機でこの後味は作れないのでしょうか(斎藤珈琲以外で)? 世界を向いたコーヒーに日本の焙煎機で悪戦苦闘のSHOZOです。