この度は3月からROOMSの仲間入りをしているピエロです。
頭にはピカッとライトがついていて、なんともへんてこりんな姿です。重いですし。
いつもの立ち位置から眺めていると、ちびっ子達が置いてある折り紙を手に取り、もくもくと折り紙遊びを始めます。お陰様でこんなにいっぱいになりました。
ありがとう!
なんとも愛嬌のある顔をしたこのピエロライト。久々のグッドデザインならぬグッドユーモア賞でした。毎日顔を合わす度に愛着が湧いてしまった私のお気に入りの一品です。
rooms 渡辺
新緑の目映い季節です。黒磯から板室へと続く板室街道の道沿いも淡い緑の木々が連なり、新鮮な空気を思いっきり吸い込むと、身も心も生まれ変わる様です。板室街道沿いの青木の道の駅では、菜の花が満開でした。菜の花畑の中に人一人が通れるくらいの道があったので、何も考えずに入っていくと、驚く程の羽音が・・・。ミツバチがこのご馳走を見逃すはずもなく、襲われないかと心配になるほどたくさんの働きバチがせっせと働いているのでした、・・・そ〜っと通り抜けました。今朝は暖かかったので、ジェラート食べて・菜の花見ながら芝生でウトウトなんていう方もいらっしゃいました。・・・うらやましい。私もこのまま〜と後ろ髪ひかれながら、04に向うのでした。GWでお休みの方は、ぜひウトウトしに行ってみて下さい。
04には、葉山から海の匂いが届けられています。今回から入荷のSUNSHINE+CLOUDのシャツ。イタリアのリネン100%の柔らかな生地を使った定番シャツ。身幅、袖幅共にゆったりとした、休日ウトウトシャツです。
砂浜の白・空の青・サンゴのオレンジ。
04 STORE 菊池
数時間前にROOMSを旅立ったこのガラスケースは漆塗りの器を飾るケースになるらしいのですが、それを知らされた時はとてもホッとしました。だって、とっても相性が良く、一生大切にしてもらえそうなところに嫁に行くのですから。
元々このケースはどこかの商店か家で特注で作った物なのか、背面(画像だとガラス面)は板になっていて微妙に角度がついてました。その板を外してガラスをはめ込んでみると、それこそ黒漆の塗り物のように主張せずとも独特の空気で、中に収める物を引き立てる何とも言えないケースに!!縁ですね。
ROOMSには沢山の「たった一つ」があります。このケースの様に元の所有者の特注品だったり、使用者個々の技術とセンスで修理加工された物。又、ROOMSスタッフの遊びにより形を変えた物。 その商品とお客様が良い縁で結ばれるお手伝いが出来れば幸いです。
ROOMS 吉田
(画像は銀座月光荘の美濃和紙の手紙セットと8B鉛筆と消しゴム
→たまには手紙もいいものですよ)
先日、秋田県の角館へ行ってきました。しだれ桜が有名なところらしいのですが(JRの駅に貼ってあったポスターで確認)まだまだ時期ではなかったようで見られず。しかし武家屋敷の多く残る町並みや古い商店、いちいちディティールの可愛い建物など見ながらゆっくり散策してきました。
道すがら切手を買い求めようと郵便局に立ち寄ったのですが、窓口の人の応対がニコニコと本当に心温まるもので、接客はもとより地元を愛しているんだなーということまで伝わってきて、いたく感激しました。
町並みは勿論のこと、その郵便局の方の応対で私の中の「角館」の印象が一気に”あたたかい町”となりました。
自分もあんな風に伝えられているかしら、、、そして黒磯の町の印象はどんなものだろう、、、と すてきなお手本を思い返しながら過ごしている今日この頃です。
JAPON 吉井
先日東京の目黒にある東京都庭園美術館に行ってきました。
3月31日まで展示している建築の記憶を観覧目的で行って来ましたが、展示よりもその美術館自体の素晴らしさに目が行き、とにかく関心しきりでした。
簡単に美術館の説明をさせていた頂くと、元々は朝香宮邸として昭和8年に建てられたものを1983年から美術館として使用する様になりました。建物の様式はアールデコ様式で、日本の感性がおり混ざった建物は、日本におけるアールデコの傑作だと思います。美術館内の説明でもありましたが、その建物自体が美術品と言っていいでしょう。現在は東京都有形指定文化財にもなっています。
かれこれ2時間位美術館内を見て回って感じたのは、その建物を作るにあたって関わった人達の熱を感じました。果たして現在このような建物は生まれるのだろうかと思います。単純に予算面や施工主との建築期間の契約、時代背景など様々な違いはあるにしろ、そこにいたるまでのプロセスに何か違いを感じました。それはやはり人の手によって生み出されたものが今より数段多くあり、今のどこか機械的な部分を感じるものとは違う暖かみを感じました。こうした丁寧に時間をかけて作り出したものには只のものとしてでは無い暖かさが宿り、人を惹き付けるのだと、そしてそういったもの達は後世にまで残って行くのでしょう。(物理的な荒廃まで)幸運にも今お店で扱っている商品達は人の手により作られたものがほととんどです。その作り手の熱を感じつつ又自分達の手によって少しでも残って行くものになるよう、今後も手助けして行ければと思います。
rooms 白石