館山航空隊


水平線の向こう側から春はやって来る。房総半島の一番南にある街で海を見ていると本当にそう思う。白い燈台のある砂浜で、東京湾から野島崎の燈台沖を通過して外海に向かう貨物船を見る。「どの国へ行くんだろう」と思うだけでワクワクしてくる。自分で焼いたオムレツ、トマトジュース、そしてビールを持って海へ行った春の日を思い出す。砂浜に置きっぱなしになった古い小舟のデッキで、卵焼きを食った。持参のワイングラスにトマトジュースを半分そそぎそこにビールをついだ。砂浜の端には沢山のタンポポが咲いていて、本を読んでのんびりして、それは、それは最高の休日。海にあこがれて選んだ仕事は海上自衛隊海曹候補学生、学生終了後の部隊配属先は館山航空隊。海の街の生活は俺に色々な物を残してくれました。(SHOZOのスタートまであと8年のころの話) 数日前久しぶりに館山に行って来た。花が咲き、おだやかな街、懐かしい海もそこにありました。

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幸せの種をまこう、気持いい風を吹かせよう

新 年早々、異常なことばかりでいやになるし、元気も出ない。だからって何もできないしどうしていいのかも解らない。年が明けてずっとモヤモヤしていたが、 結局SHOZOにできる事は気持いい時間を作る事。気持いい時間を作るには自分たちがいい時間を過ごしていなくては作れません。旭川の脳外科医の先生も 言っていました、プロフェッショナルとは、好きでいられる自分を貫く事!そうですね、もっともっと楽しんで、もっともっと行動です!SHOZOの今年 の目標はなんと言っても「幸せの種をまこう、気持いい風を吹かせよう」ですから、こんなことでは いかんです。明日からしっかり遊びます。

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谷川 俊太郎

近くに女性一人で開いているカフェがある。その店でこの詩をメモしたのはもう2年前。 今日の俺の休みも、「ここがどこかになりました」。

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ふたたび北浜駅

NANAを見てたら彼女のふるさとの駅が出て来て雪に埋もれる小さな駅だった、名前は北浜駅。NANAのふるさとはオホーツクの小さなまちだ。という話をみんなにしたら、エー!ショウゾウさんが見るのーと返って来た。そう俺は何でも見たい人なのです。

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イガイセイのあるサービス

今日和菓子屋さんでお茶を飲んだ。シンプルにデザインされた空間にクリエイティブで美味しいお菓子が並んでいる。喫茶スペースは低めのイスと大きいテーブ ル、 薄暗い空間に茶釜から立ち上る湯気がかすかに白くゆらいでいる。ちゃんとしたデザイナーさんの作る空間にはなかなか無駄がないなーと感心しつつもそれ以上 の興味は生まれてこなかった。空間よりも僕たちの興味を引いたのは店員さん。サービスの女性が和菓子のサンプルを用意して説明に来た 、普通和菓子屋さんのお菓子の説明だと、しっとり良くできた店員さんがぬかりなく説明するのがお決まりだろうが、彼女は結構大きめな声でハキ ハキとそしてスピーディーにお菓子の説明をした。それがなんとも和菓子屋っぽくなくて良かった。ニューヨークにでもできた和菓子屋さんで日系二世のブルー ス好きの女性が説明している感じ!それってどんな感じだとしかられそうですが、とにかくそのラフさがいいと感じたのでした。お店は最終的にやっぱり人でし た。イガイセイのある人、イガイセイのあるサービスは人に元気、社会に夢をつくります(笑)。

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オホーツク北浜駅

北浜駅は今でもあるのだろうか?22年前北海道に住む目的の一つは「流氷の上でコーヒーを飲む」だった。その冬その目的をはたすべく向かった場所は網走の 先にあるオホーツクの海、北浜。その駅に降り立つと目の前にオホーツク海が広がる。あまりに厳しくそして美しい冬のオホーツク。小さな待ち合いでお湯を沸 かしコーヒーを落としてホーローのカップに注いだ。マウンテンパーカーのチャックを上まで閉めてカップ片手に駅を出た。陸なのか海なのかも解らないまま、 真っ白な風景の中でコーヒーを飲んだ。寒いしコーヒーも冷たいしで味も解らなかったけれど、雪が降ると思い出す冬のコーヒー。

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この町に住んでいる。

菅野が、旅から帰ってきてウィーンのカフェの話や、パリの仲間の話をしてくれた。那須店の翼が京都から戻り紅葉の話をしてくれた。 MDのナオコがバークレイに戻って行く。吉井が台湾へ旅立つ。みんないろいろやっている。そう、どんどんやるといい、やってみなくちゃ解 ら ないし、行ってみなくちゃ解らない。少し無理するくらいが丁度いい。小雨降る中、久しぶりに家までの道を歩いた。黒くぬれた歩道、時々通る車、あー去年の 今頃は大雪で大変だった、あいつ元気かな、代田5丁目の坂道もこんなだったな、地下鉄のある町だったら人がいっぱい歩いてるんだろう な・・・。酔い覚ましの帰り道、傘さして歩きながいろんな事が浮かんで来る。静かな町だ。そして今日もこの町に住んでいる。

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SHOZO COFFEE MD

黒磯駅からSHOZO COFFEEまでは距離にして4.5km。歩くと1時間20分。途中の林もかなり素敵ではありますが、歩くにはやや遠いかと思います。バスは30分おきに 走っ ておりますので那須温泉行きバスに乗り下松子(シタマツゴ)で降りて頂ければ、バス停の先50メートル、緑トタンの民家の1階がショーゾーコーヒー マ ウンテンドライブです。近いと思って歩いてみたら遠かった!と、息キレギレでMDに到着する人が最近多いので、地図は難しいなーと気にしているキクチで す。

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ペンキ

ブ ロックの壁の方がそれはいいと思うのですが(ギャラリー)、いざ展示となるとこれが大変。ドリルで穴を開け、そこに鉛を詰めてベースを作りそこにねじ釘 を打たなくてはなりません。最近はすっかり穴だらけ、これはまずいよ!ということでベニヤ板で壁を作ってもらいました(若大工のヨッチャン作)取り外しも できるのでブロック壁にしたり、白い壁にしたりと展示もしやすくなりました。そして数日前ペンキ塗りも無事終了。
PS  迷ったら白!がキクチペンキの方針です。

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細かい話。

子供がトイレットペーパーの始まりを探すのにてこずって、上手く行かないのを見て、あー、トイレットペーパーの先を折っておくのは、子供や年寄りが、取り やすいようにしてやってるんだ!とやっと解った。昔はただ綺麗に見えるからやってるのだ!という認識だったので折った分無駄じゃないかなーとか、なんとな く決まりだからやってると感じていたけれど、カッコだけじゃなく意味があってやってると解ると気持良くやれる。なんか変な話になりましたが、「後から来る 人が使いやすいようにする」は、仕事も遊びもそしてトイレも同じってーわけです。ショウゾウの決り1、トイレットペーパーの先は折って出る。でした!

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